岡山大学病院の歯科医師卒後臨床研修での先輩の声

20年度研修歯科医 大迫 利光

 

岡山大学で卒後研修を行って本当によかった。今研修を終えて心からそう思います。

私が他大学で研修を行う道を選択したのは5年生の時でした。自分が成長するためには今まで5年間学んできた母校ではなく,外にも目を向けて多くの先生方の診療に触れ,様々な考え方を学ぶことが必要であると考え,他大学での研修を選択しました。研修先を決める際にはパンフレットのみではなく,その大学の研修医が実際にどんなことをしているのかを見たいと思い,5年生の夏休みから興味のある大学に見学に伺いました。その中でも特に印象的だったのが岡山大学でした。研修医の先生たちは出身大学に関係なく,とても仲が良く,明るい雰囲気でした。また,指導医の先生方と研修医との距離が近く,「この大学で研修したい」と強く思い卒後の進路に岡山大学を希望しました。

マッチングを終え,幸いにも臨床研修を岡山大学で行うことが決定し,母校を卒業後に岡山大学の研修医となりました。最初はやはり他大学ということで,何もかもが不安で,わからないことだらけで戸惑うことばかりでした。しかし,そんな時にはいつも岡山大学出身の同僚や指導医の先生方がフォローしてくれたのでとても心強く,安心して診療を行うことができました。また,診療のみではなく,休日も研修医で集まって旅行に行ったり,ご飯を食べたりととても楽しく過ごしています。

私は卒後の1年間は様々な知識・技術を吸収するのに非常に重要な時期であると考えます。その時期に岡山大学で研修を行うことができ,たくさんの仲間と供に充実した時間を共有できたことをとても幸せに感じ,岡山大学で卒後研修を行って本当によかったと実感しています。

私自身もそうでしたが,卒後の進路の決定は何から手をつけていいか分からず,非常に困惑すると思います。自分が将来何をしたいか,どのような歯科医師になりたいかをよく考え,そのようになるためには卒後1年目から何をする必要があるのかを心に留めて研修先を決定する必要があると思います。また研修先を選ぶ際には実際に自分で納得するまで見学し,研修プログラムの内容のみではなく1年間楽しく,また多くのすばらしい仲間にめぐり合えるような研修先を選択すべきであると思います。

 

20年度研修歯科医 山本大介

 

私は単独型コースを選択しましたが、岡山大学での研修は患者配当による一般歯科や専門科(むし歯科,歯周科,クラウンブリッジ科,咬合・義歯科など)での研修があり新人歯科医にとって、知識の偏り無く勉強することが出来、将来の専門科を決定する上で大変有意義な環境です。また、保健所研修で地域の方とふれあうことで地域医療に関する知識を学ぶことが出来ます。

また、卒後臨床研修センターの雰囲気も大変フレンドリーですが、これも研修医の控え室としての機能に加え、指導医室という機能も兼ねており指導医と研修医の隔てをあまり感じさせないところにあると思います。

指導医の先生方は私たちの疑問に対し、基本的に優しく熱心に時に厳しく指導してくださり、また図書購入や模型での形成実習などの希望に対し精力的に対応してくださいます。

 研修医としての一年は今後の人生を決定していく上で大変重要な期間です。私はこの一年を岡山大学で過ごせたことを大変良かったと思っています。

皆さんもきっと岡山大学で研修を受けてよかったと思えるはずです。

 

20年度研修歯科医 桑山 香織

 

 どんな歯科医師になりたいですか。歯学部の学生はよく質問され、自問自答を繰り返します。漠然とした大きな目標はあるものの詳細に説明できる人は少ないのではないでしょうか。

 岡山大学病院の卒後研修プログラムは、盛りだくさんで、その答えをより具体化してくれる研修施設でした。保存、補綴はもちろん、多くの診療科で研修、ICLSの講習会、地域の人々への保健指導、症例発表会など、本当に1年間では足りないくらいでした。また、そのどれをとっても知りたいと思えば、先生方の熱い指導、勉強会への参加も可能で、援助してくれるところでもあります。

 こんなことを書いている私ですが、実は岡山大学出身ではありません。母校以外の研修先を選択する場合は、不安や悩みがつきません。しかし、出身者と変わりない濃厚な研修、多くの新たな出会いなど得るものも非常に多かったと今、終えてみて思っています。

 出身大学に関わらず、歯科医師の第一歩となる研修医にとって、岡山大学病院での研修は充実したものになると思います。

 

20年度研修歯科医 福田 敏弘

 

 私は、出身大学を卒業後、地元を離れ、岡山大学病院卒後臨床研修センターでの研修を選択しました。学生時代に数施設見学しましたが、指導教官との距離が近いと感じたこと、研修の雰囲気が良さそうであったこと、また先輩研修医の助言から決意しました。そして、研修終了が近づいた現在、その選択は間違っていなかったと確信しています。

 私は単独型研修プログラムを選択しました。総合歯科においては、事前に指導医と治療計画および診療内容をディスカッションし、また必要に応じて模型実習などを行い、一つ一つの診療に真摯に取り組むことが可能です。また、保存系ならびに補綴系の診療科においては、より専門的かつ高度な診療に触れることも可能です。他にも、口腔外科、小児歯科、矯正歯科、障害者歯科、摂食嚥下外来、保健所研修など、様々な分野の歯科診療を経験することが可能です。

 また、出身大学を離れた自分にとって、多くの人と出会い、多くの考え方に触れることができたことは、何よりも大きな財産だと思います。研修センターでともに苦楽を過ごした同期の研修医は、今後歯科医師として生きていくうえで、切磋琢磨していくライバルであり、互いの専門分野について相談しあえるパートナーでもあると思います。

 岡山大学病院卒後臨床研修センターの到達目標は、患者中心の全人的医療を理解し,すべての歯科医師に求められる基本的な診療能力(態度,技能及び知識)を身に付け,生涯研修の第一歩とすること』です。この一年間の研修で、この目標を達成するための十分すぎるほどの環境が整っていると感じました。

 大学卒業後の一年間は、歯科医師としての将来選択の礎となる重要な期間だと思います。

自分にとって最良の研修施設を選択し、充実した一年を送ってください。その施設が岡山大学病院卒後臨床研修センターであれば、OBの一人として嬉しく思います。